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■ESSAY :March 2000


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高田明美の「気まぐれ更新日記」です。
不定期更新ですので、こまめにチェックしてくださいね。

なお、スタジオぴえろホームページ内の 「Atelier TAKADA」でも 主にぴえろ関連の話題で日記を連載しておりますので、あわせてお楽しみ下さい。

ANIME EXPO 2008-vol.1Date: 2008.7.12

                                    vol.2へ

 ここ2ヶ月くらいLAに行く前に片付けておくべき事が山積みでロングスパート、そのまた最後の直線の追い込みで、6月後半は週に2回くらい徹夜していました。(その反動で原稿渡しの後、爆睡するんだけどね)

 6月中のメモに残る「心の軌跡」が揺れています。

6/07
行きたかった展覧会に行けそうもない。菩薩様にお会いしたかった。
6/10
怖い夢を見た。
6/14
プリンタが故障する。スキャンした線画を版画用紙にプリントアウトして手彩している、修理を待てずにヨドバシに買いにいき、タクシーで帰って即接続。
6/21
くじけそうになって友人に電話。
「出来るよっ!」って励まされて、頑張った。うんうん、出来るんだよね。   ……あと9日。
6/24
起きたのは日曜の17:00頃。今日はもう寝てもいい(っていうか、もう無理)となると、なんか嬉しくて寝られないのは困ったもんだ。ああっ、火曜日になっちゃったじゃない!?
6/30
紙が乾かないっ!パネル貼りした紙に水を張り色を塗っている時、思いもかけず滲みが止まらない。 仮眠をとってから、時間をおいて主線を入れようとしたら、まだしっとり。色鉛筆が紙に沈み込む、そのわりに色がのらない。
過去2回、急いでいる時にパネルをガスコンロで乾かそうとして焦がした経験があるので、あまり強制乾燥したくないんだなぁ。

 7/01、出発の朝。完徹でプリンセス4話の3頁分が朝9:39に完成。さてようやく荷造り。LAにも絵を描く作業を持ち込むので、服の他に画材も準備しなくちゃいけない。スーツケースにぽんぽん放り込む。11:57に家を出て、12:30のリムジンバスに乗る直前に最後の原稿を渡す。成田で別件のCD-ROMに焼いた原稿を宅急便送り。

 成田で今回はずっと同行してくれるGoFaスタッフと合流。うなぎ茶漬けを軽く食べる。少し両替、そして搭乗。空の上にいるのに、自分がアメリカに向かっている実感が湧かない。

日本の空
7/1が暮れてゆき
アメリカに近付く
7/1の午前にさかのぼる

 空を見上げるのが好き、雲の写真が好き。そして私は、その雲の上にいる。珍しく飛行機で熟睡。

 空港でANIME EXPO 2008のスタッフに出迎えられ、ホテルにチェックイン。アメリカは日本を出発した時間の前、マイナス16時間の時差。でも飛行機で6時間ほど寝たらしく、普通に夜間飛行から目覚めた気分。

 夕方のウェルカムディナーまで、部屋で作業。ベッドは横の方が長い特大サイズ。こちらで販売する絵のマットに手描きで模様を入れる。部屋に用意してもらったトレス台を使ってA4サイズの色付きスケッチを描く。販売用数枚。1枚はチャリティーオークション用。何しろあさって7/03の開会式迄にまとまった時間はここしかないのだから。

キングサイズベッド
窓辺に作業場をセッティング
部屋からの眺め
大きな切り身が太刀魚?

 ゲスト担当のスタッフと会食。日頃からあっさり目の食事を心がけているが、ここはアメリカ。魚を注文するけれど、いつものような炭火焼ではなくレモンバターソテー。だって、そうしなきゃ”ただの焼き魚”になっちゃうもんね。前回の8年前のANIME EXPO 2000の時のスタッフとの再会もあり、寝不足のハイテンションもあり、妙に賑やかなディナー。

ゲスト担当リーダー、ナムさん
左が前回、中央が今回の通訳スタッフ

 部屋に戻って珍しくマニキュアを塗る。仕事の時は爪を切りそろえているし、マニキュアを塗ると指先が重く感じるので、そのまんま。ベース、カラー、ラメ、トップと4回塗りし、その都度乾く迄ベッドで引きずり込まれるように眠りに落ちる。2回目に塗ったパールのピンクは、目が覚めたとき蓋が取れたままベッドの脇で発見。完全に気絶していたようだ。


 翌日午前は足りない絵の具を買いに出る。バタバタの荷造りで消しゴムも忘れる。大きな文具店には事務用品しかなくて、紀伊国屋で学童用の絵の具セットを見つける。LAは何を買いにいくのも車が必要。午後、ドレスに着替えてノキアシアターでのインタビューに向かう。入れ替わり何組もの取材を受け、最初のお仕事が終わる。

7/2の夜が明けて
ノキアシアターでインタビュー
取材クルーを逆取材
AXのインタビュースタッフ
飛び交う2カ国語
大きすぎて全体が写せません
飛行機でお隣、ゲストの安藤監督
実は裾にポイントのワンピースなの

 部屋に戻ってもう一仕事。
午前に買った青が加わりました

 何組ものゲストと一緒のウェルカムディナーに飲茶のお店へ。隣の席にたまたましょこたんが座る。昨年のクリィミーマミのDVD-BOXの帯に素敵なコメントをいただいていたのでお礼を言う。とりあえずびっくりの爪の写真を撮らせてもらった。ネイルに2時間かかるそうだ。たいくつしそう。翌日、スタッフから「しょこたんのブログに載っていますよ」と聞かされる。妙に恥ずかしい。黒目の大きさが同じ人間と思えない位違うんだもん。
飲茶のお店
美味しい小龍包
ややっ、この爪は!
しょこたんでした。

 かつて台湾でこのチェーン店に入った事がある。ひたすらに小龍包や餃子、焼売のコース。美味しかった、ふぅおなかいっぱい。

 ディナーのお店は免許が無くてお酒が出なかったので、ホテルについてからSさんと35Fのラウンジで軽くカクテルでも飲もうということに…、いや、待て!これは軽くない。アメリカのカクテルはイメージの3倍以上あるし、お通しもてんこもりのポテトだった。

1時間半で360度回転するラウンジ
特大カクテル!

「明日からの本番、頑張りましょう。でも相変わらずアメリカに来た実感、無いですね?」

  そう、これから4日間のイベントがいよいよ始まるのだった。

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